水道の蛇口からの水漏れでお困りではありませんか?水漏れといっても1滴ずつ落ちるといった場合がほとんどだと思います。「ポタッ!ポタッ!」という音が耳について気になりますよね。実は我が家も、水道の蛇口からの水漏れに悩まされていました。何度か自分で修理してみたのですが、1滴ずつ落ちる水漏れは直りませんでした。それであきらめてしまい、放置していました。ところが最近、ある情報を聞き直してしまいました。やっぱり以前から気になっていた水漏れが無くなるとすっきりしますね。今回は水道の蛇口からの水漏れに悩んでいる人に向けて、情報をまとめてみました。
1秒に1滴の水漏れで月200円?
「一滴ずつ落ちているような水漏れなら料金はかからないんじゃないの?」と思っている人は多いようです。たしかに、昔であれば計測できていなかったこともあるようです。しかし、現在では高性能なメーターのおかげでちゃんと計測できています。じゃあ、どれぐらい損していることになるのか知りたくありませんか?調べてみたのですが、1秒に1滴の水漏れで月に約200円程度だということです。たかが月に200円と思うかもしれませんが、1年で2,400円、10年で24,000円と考えると結構な出費になってしまいます。水漏れがひどいと月に300円、500円、1,000円と損をしていることもあるそうです。そう考えると、早目に修理したほうがよさそうですね。
修理方法
コマを交換する
水道の蛇口の中には、「コマ」と呼ばれる部品があります。コマのゴムの部分がパッキンの役割をして、水が出るのを止めています。使用しているうちにゴムの部分が劣化して水が漏れるようになるんです。蛇口からの水漏れの原因で多いのが、コマの劣化なのです。蛇口の種類によっては、コマを交換するのは自分で簡単にできちゃいます。コマは、ホームセンターなどで150円前後で売られています。自信のあるかたは自分で交換している人が多いと思います。
昔からあるタイプの蛇口のコマ交換作業
- 元栓を閉めておく
- キャップナットを完全にゆるめる
- ハンドルを左に回してキャップナットごと外す
- ピンセットなどでコマを取り出す
- 新しいコマを入れて元に戻す
【参考】症状は違うけどコマ(ケレップ)を交換した時の記事です
三角パッキンを交換する
ハンドルの根本部分からの水漏れの場合、三角パッキンの劣化が考えられます。こちらも蛇口の種類によっては自分で簡単に交換できます。三角パッキンは、ホームセンターなどで150円程度で売られています。
昔からあるタイプの蛇口の三角パッキン交換作業
- 元栓を閉めておく
- ハンドルの上にあるビスを外す
- ハンドルを取り外す
- キャップナットを取り外す
- 三角パッキンを交換して元に戻す
蛇口ごと新品に交換する
蛇口には寿命があります。その寿命は10年と言われています。コマや三角パッキンを交換しても水漏れが直らない場合は、蛇口本体が寿命をむかえている可能性があります。これは意外と盲点ですね。私も自分でコマの交換をしたのに、水漏れが止まらなかった原因はこれでした。しかもウチの場合は40年近く使っていました。自分で交換することもできるようですが、長い年月で固着したうえ、場所も狭かったので業者に頼んで交換してもらいました。もう水は一滴も漏れなくなりました。