フケって本当に困りますよね。気付かないうちに頭からパラパラ落ちて、肩の部分に真っ白に降り積もっていたりします。こんな状態を他人には見られたくないものです。「フケ=不潔」という見られ方をされてしまうからです。
フケが出ている人が不潔かといえば、そんなことはありません。ほとんどの人はフケを気にしているので、普通の人以上に髪を洗っていたりします。ではなぜ、フケが止まらないのでしょう?
それにはまず、フケの原因とフケの種類を知る必要があります。自分はどのタイプのフケなのか知った上で、それぞれの対策をすることが大事なのです。
フケの種類は2つのタイプがあります
乾性フケ
髪を少しさわっただけで、パラパラと落ちてくる乾燥タイプのフケ。頭部の皮脂が極端に少ないため、頭皮が乾燥して剥がれ落ちてきている状態です。
【 おもな原因 】
- 間違った髪の洗い方
- 偏った食事による栄養不足
- 運動不足による血行不良
- ストレス
- 睡眠・生活習慣
【 対策 髪の洗い方 】
- 洗浄力の強いシャンプーを使わない
- シャワーは少しぬるめの38度
- 強くこすったり爪を立てて頭皮を傷付けない
- すぐにドライヤーで乾かす
皮脂は頭皮が乾燥するのを守る役割があります。必要な皮脂まで洗い流してしまわないようにしましょう。
シャワーの温度が高いと皮脂を洗い流してしまいます。少しぬるめの38度にしましょう。
頭皮を傷付けてしまうと、炎症をなどによりフケの原因になります。やさしく洗いましょう。
乾燥が怖くて髪を自然乾燥させるのはよくありません。フケの原因にもなる菌が増えるからです。
髪の洗い方を見直すだけでフケの症状が治ったという人が多いようです。正しい髪の洗い方を心がけましょう。
【 対策 その他 】
適度な運動は血行を良くし、ストレスの解消にもなるのでおすすめです。お風呂も体が温まるので効果的です。睡眠は新陳代謝に影響を与えるホルモンが分泌される大切な時間です。いつも決まった時間によい睡眠をとることで、正しい肌のターンオーバーが期待できます。
脂性フケ
基本的には、フケが湿っているタイプで、かたまりになって取れることが多いです。ただ、乾燥フケと勘違いしてしまう状態のものもあります。髪の根本に、からみついていたりします。
【 主な原因 】
- 洗髪の洗浄不足や回数が少ない
- 偏った食事による脂肪やコレステロールのとりすぎ
- ストレス
- 睡眠・生活習慣
【 対策 】
頭皮に多く皮脂が分泌されているので、よく洗い流す必要があります。丁寧に洗うことや、2日に1回の頻度を毎日洗うようにするなど試すといいかもしれません。洗う時はやさしく洗いましょう。
脂肪やコレステロールをとりすぎていないか、食事を見なおしてみましょう。
他は乾性フケと共通することが多いです。