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穴掘り器を使って強風にも耐える支柱を立ててみる

支柱用穴掘り機1

カーポートの雨樋(あまどい)を固定するため、支柱を立てることになりました。
大掛かりなものじゃなく、できるだけお金もかけない、でも台風の強風にも耐える支柱を目標にしました。

作業自体はとても簡単で、短時間で終えることができました。時間がかかったのは支柱探しのほうでした。今回も楽しく作業できました。

支柱の用途

カーポートの雨樋の固定用として

もともと雨樋の付いていないカーポートに、雨樋を付けることにしました。雨樋はカーポートの柱に固定せず、真下におろすことにしました。
その雨樋を固定するための支柱です。

支柱の選び方

○ 錆びない

外で使用するので、当然雨に濡れます。
そのため、錆びないものを選びます。

○ 長さが2mぐらいのもの

雨樋を固定できる長さが必要です。地面に埋める長さも考慮します。
その結果、2mぐらいのものが丁度いいようです。

○ 風でしならない

雨樋を固定した状態で風に吹かれても、ふにゃふにゃ曲がらない物を選びます。
材質や太さが、強度に関係します。
実際、手に取って見れば、曲がりそうかどうか分かります。

支柱と穴を掘る道具などの購入

防獣杭(太さ:直径25mm 長さ:2100mm)

ホームセンターで防獣杭を購入しました。杭がどこに売っているのか分からず、店内をうろうろしていて見つけました。ネットを引っ掛けるフックが付いています。農作物を害獣から守るためのネットを張るための杭のようです。

長さも太さもピッタリ。
スチールを樹脂コーティングしている物なので、錆びる心配もなさそうです。

支柱用穴掘り器(直径25mm用)

支柱用穴掘り機2

こちらもホームセンターで購入しました。防獣杭と同じ場所で売っていました。上に取っ手があり、下はらせん状のドリルになっています。これがあれば、簡単に決まった直径の穴を開けることができます。

最初は購入するかどうか迷っていました。実際に使ってみると、穴掘り器なしではうまく作業できなかっただろうなと思います。

結束バンド

屋外で使用できるものを使います。通常のものより耐候性があり、紫外線や熱などに強く作られています。色んな長さのものがあるので、どれぐらいの長さのが必要なのか実際に測ってから買いに行きましょう。

支柱を埋める深さ

何に使うかにもよると思うのですが、全体の3分の1程度埋めたほうがいいみたいです。
大体3分の1ということで、地上1.5m 地下0.6mでやってみました。

支柱を立てる作業

1.支柱を立てる場所決め

カーポートの下は土になっています。すぐ横はブロック塀です。支柱を立てる際、ブロック塀の基礎をさけなくてはいけません。
そのため、太さ1cmの鉄の棒を打ち込み、障害物がないか確認して、支柱を立てる位置を決めました。
あまりブロック塀に近いと、穴掘り器の取っ手が回せないので注意が必要です。

2.支柱用穴掘り器で穴を掘る

土とはいえ地面は硬いので、支柱を打ち込んでも深く刺さらないと思います。そこで、支柱用穴掘り器という道具を使います。地面に先端を突き刺し、手でくるくる回すと簡単に掘り進めることができます。

注意すべき点は、こまめに土を取り除いてやることです。最初は一気に目標の深さまで掘り進めたのですが、穴の中に土が残って下まで穴の開いた状態にはなりませんでした。

ある程度掘ったら、ゆっくり引き抜きます。するとドリルの溝に、土が乗った状態で出てきます。それを取り除いて掘るということを繰り返して掘り進めると、うまくいきました。

穴は、支柱より少し大きめにします。理由は、「支柱を確実に底まで入れるため」「支柱を垂直にする微調整のための」です。

3.ぐらつかないように埋める

穴の底に平らな石をしく

支柱がこれ以上めり込まないようにします。

小石をまぜながら埋める

掘って出てきた土だけで埋めると、柔らかいのでどうしてもぐらぐらしてしまいます。支柱と壁の隙間を、硬い小石が固定してくれることで、ぐらつきを防ぎます。

4.支柱と雨樋を結束バンドで固定

結束バンドでしばって固定します。

カーポート雨樋8

無事台風にも耐えました

支柱を立ててから、台風を経験したのですが、全く問題は無いようです。