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カーポート用雨樋(あまどい)の部品を購入して自分で取り付けてみる

カーポート雨樋1

うちには、古いカーポートがあります。
屋根は2度張替えていますが、柱や骨組みはまだまだ使えそうです。
実際、屋根の張替えに来た業者の人に見てもらったのですが、「まだ十分使えますよ。」とのことでした。

ただ、問題があります。
屋根に降ってきた雨は、プラスチック製のクサリをつたわせてるという方式でした。
このクサリ、紫外線にやられてもろくなり、風でちぎれ、跡形もない状態です。

クサリの付いていた穴からは、雨水がばしゃばしゃと落ちてきます。
下は土なので、掘れて穴があいたり、泥水を飛び散らせたりします。

そこで、今更ながら対策をしてみようということになりました。

カーポートの雨水対策を考える

  • クサリを取り付ける
  • 樋(とい)を取り付けて柱に固定する
  • 樋(とい)を取り付けて支柱に固定する

対策として思いついたのは、上の3つの方法です。
どの方法がいいのか、考えてみました。

○ クサリを取り付ける

一番簡単な方法だと思います。
ただ、風に弱くクサリが揺らされて音がしたり、クサリをつたって落ちてきた雨水が飛ばされてしまいます。

○ 樋を取り付けて柱に固定する

樋を柱のほうまで横にはわせ、柱から真下に下ろして固定する方法です。
確実に固定でき、見た目もスッキリした方法だと思います。

○ 樋を取り付けて支柱に固定する

樋を真下に下ろし支柱を立てて固定する方法です。
台風の風に耐えられるように支柱を立てる必要があります。

樋を取り付けて支柱に固定する方法に決定

どうせ付けるならということで、樋を取り付けることにしました。
樋はカーポートの柱に固定する方法にしようと思っていたのですが、なぜか家族の意見で、支柱を立てて固定する方法になりました。

支柱を立てるという工程が増え、強風にも耐えられるよう立てられるか心配です。
でもまぁ、楽しみながらやってみたいと思います。

カーポート用雨樋の部品購入

・カーポート用丸たて樋

カーポート雨樋2

直径:42mm 長さ:1.8m

・カーポート用雨樋 丸ジャバラ止め

カーポート雨樋3

直径:42mm 長さ:54cm
風で揺れる屋根の振動を吸収するために、ジャバラを使いました。

・カーポート用雨樋 丸アタッチメント・パッキン

カーポート雨樋4

直径:42mm

購入したのは上の3つ。
色はブロンズでそろえました。

購入時の注意点

サイズを測ってから購入することです。
長さはもちろんのこと、アタッチメントの取付ができるスペースがあるかも調べる必要があります。

あと、カーポート用雨樋にはいくつか種類があります。
形や直径が違うと、接続できません。

形・・・丸、角など
雨樋の直径・・・37mm、42mmなど

売っているお店

近所のホームセンターを何軒かまわったのですが、売っていませんでした。
家の雨樋ならあったのですが、カーポート用の雨樋は特殊過ぎなのかもしれません。

そこで、ネットで探してみることにしました。
さすがネットショップ、ちゃんとカーポート用雨樋ありました。
もちろんネットで安く購入しました。

その他の必要な道具・消耗品など

○ 電動ドリル

かなり古い電動ドリルです。先端に取り付けるドリルセットと共に家にありました。
ネジ穴を開けるのに使用します。

○ ドライバー

家にあったプラスドライバー。アタッチメントをカーポートにネジ止めするのに使用します。

○ 支柱

ホームセンターで、直径:25mm 長さ:2.1mの防獣杭を購入。支柱として使います。

○ 支柱用穴掘り器

ホームセンターで購入。支柱用の穴を掘るのに使います。

○ 結束バンド

屋外で使用できる耐候性の結束バンドを、ホームセンターで購入。支柱に雨樋をしばるのに使用します。

○ テープ

ネジ穴の位置を決めるため、パッキンを、カーポートに仮止めするのに使用します。

カーポート用雨樋の取り付け方法

1.穴を拡張する

カーポート雨樋5

クサリの付いていた所なので、もともと穴は開いています。でも、雨樋の太さに比べると、穴が小さすぎます。そこで、穴を大きくしました。

○ カーポートの穴を大きくする作業のページはこちらです。

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2.汚れを落とす

取付部の汚れをふきとったり、穴の近辺にゴミが詰まっていないか、簡単に確認掃除します。

3.取り付けネジの穴を開ける

カーポート・ドリル6

もともと雨樋が付いていないカーポートなので、取り付けようのネジ穴は開いていません。そこで、電動ドリルを使って穴を開けます。

まずは、穴を開ける位置を調べます。
取り付ける位置にパッキンをテープで仮止めし、ネジの位置を鉛筆などでマークします。場所がわかればパッキンを取り外します。

電動ドリルで穴を開けます。ネジの太さに合わせた穴を開けます。

4.カーポートに雨樋を取り付ける

カーポート雨樋7

パッキンとアタッチメントをドライバーでネジ止めします。
アタッチメント、丸ジャバラ止め、たて樋の順番で取り付けます。差し込めば止まるようにできています。

本来は、隙間をコーキング処理したり、接続部を雨樋接着剤で接着します。私は買い忘れたので使っていません。今のところ問題はないようです。

5.支柱を立て雨樋を固定する

穴を掘って支柱を立てる。結束バンドを使い、雨樋を支柱にしばって固定する。

○ 支柱を立てる作業のページはこちらです。

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6.排水テスト

じょうろなどで屋根に水をかけ、排水テストを行います。

取り付け後、台風を経験してみて

カーポート雨樋8

あとは、雨樋の一番下に、L字型の雨樋かジャバラを取り付けて、雨水で地面が掘れないようにすれば完璧です。ジャバラと雨樋の取り付ける順番を変えたので、追加で必要になりました。

部品は、ネットで購入することができるのですが、単品だと送料がかかってしまいます。欲しい道具を購入する時に、一緒に購入して取り付けようと思っています。

心配だった支柱の強度ですが、今のところ問題ないようです。排水もうまくいっています。あとは耐久性ですね。