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たけのこの簡単あく抜き方法

新鮮なたけのこ

自然豊かな地域では、たけのこは仲の良い人と一緒にとりにいったり、近所の人からいただいたりすることが多いのです。そろそろ、そんな時期になってきました。

私たちが「たけのこ」といって想像するのは、孟宗竹(もうそうちく)という竹のものです。大きくて肉厚、柔らかくてえぐみが少なく、おいしくいただくことができます。ただ、あく抜きの方法を間違ってしまうと、そのおいしさが台無しになってしまうこともあります。だからこそ、正しいあく抜きの方法だけは守るようにしたいですね。手順通りにするだけなので、難しいことはありません。煮物、天ぷら、混ぜご飯・・・おいしいたけのこを、いただきましょう!

あく抜きの手順

1、たけのこに包丁を入れる

皮を2~3枚はがします。
先端から5cmの部分を斜めに切り落とします。
中身に届く深さで縦に切り込みを入れます。

皮を2~3枚はがすと、火が通りやすくなります。
縦の切り込みを入れることで、中まで茹で汁が入り、火の通りやあく抜きの効果が高くなります。

2、鍋に入れる

大きな鍋にたけのこを入れ、完全に浸かるまで水を入れます。
たけのこ2本に対して、米ぬかを1カップ入れます。

3、茹でる

落し蓋のようにお皿を逆さまに入れ沸騰するまで強火。沸騰したら弱火で40~60分茹でる。
根元部分に竹串が通れば火を止めて自然に冷ます。
そのまま1時間ほど置いておくことで、あく抜きがすすみます。

お皿は、たけのこが浮き上がらないために入れます。

4、保存

皮をむいてきれいに洗い、タッパーに水を入れて完全に浸かるようにし冷蔵庫で保存。
水を毎日交換すれば1~2週間ほど持ちます。

大切なこと

たけのこは手に入れたらすぐ茹でることが大切です。たけのこは生の状態だと、どんどんえぐみを増していきます。その後いくらうまくあく抜きをしても、えぐみを消し去るとこは難しいのです。茹でるということは、アク止めをするということなのです。すぐ茹でるということは、とても大事なポイントなのです。

米ぬかの入手方法

お米屋さん
農協等にある無人精米所

常に米ぬかがあるという家は少ないとですよね。精米もしているお米屋さんであれば置いてあると思います。無人精米所の中には無料でもらえるところもあるようです。

どうしても米ぬかが手に入らない場合

米の磨ぎ汁、生米、重曹、小麦粉、大根おろしを使ってあく抜きができるそうです。

私は米ぬかしか使ったことがないのですが、こんなにも他のものが使えることに驚きました。
今度、それぞれの方法を詳しく調べてみようと思いました。

皮付きのまま茹でる理由とは?

皮には、あく抜きの成分が含まれている。やわらかく白く茹でることができる。
たけのこの旨味を逃さないため、など言われています。