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トイレットペーパーホルダーのタイル壁への取り付け方・電動ドリルを使って実践!

トイレットペーパーホルダー1

先日、うちのトイレットペーパーホルダーが壊れてしまいました。20年ぐらい前のものなのですが、プラスチック製なので結構割れやすくなっていたみたいです。

家にある接着剤で修理しようとしたのですが、うまくくっつきませんでした。もっと強力な接着剤を購入しようと考えたのですが、このためだけに接着剤を購入するのなら新しくトイレットペーパーホルダーを買ったほうがいいかなという結論にいたりました。

問題は取り付けです。
うちのトイレはタイル壁なのですが、取り付けは両面テープかビス止め(ネジ止め)が考えられます。両面テープなら簡単なのですが、はがれて落下する恐れのないビス止めを選択しました。

電動ドリルなんて全く使ったことが無い私が、初めてのトイレットペーパーホルダー取り付けに挑戦。いったいどうなることやら・・・。

使用する道具等の準備

 

○ 電動ドリル

電動ドリル

家にあったかなり古い電動ドリルを使いました。

○ 磁器タイル用ドリル

磁器タイル用ドリル

電動ドリルの先端に付ける刃です。磁器タイル用を使用しないとタイルが割れたりヒビが入る可能性が上がります。樹脂製アンカープラグのサイズに合ったサイズを使用します。これは家に無かったのでホームセンターで購入しました。

○ 樹脂製アンカープラグ

プラスチック製アンカープラグ

カッチリ固定するために使用します。ドリルで開けた穴にビス止めしても、うまく止まってくれなかったり、使用しているうちにボロボロ崩れたりして耐久性にも問題があるからです。ビスのサイズに合ったサイズを使用します。ホームセンターでバラ売りされていたのを購入しました。

○ ポンチ

ポンチ

ドリルの先端が滑って逃げないようタイルに傷を付けます。家にあったドリルの刃のセットに入っていたのを使いました。

○ カナヅチ

ポンチを軽く叩くのに使用します。家にあったのを使いました。

○ ドライバー

ビス止めされたトイレットペーパーホルダーを取り付けたり取り外したりする時に使用します。家にあったものを使用しました。

トイレットペーパーホルダー選び

「安いものでいいか・・・」と思い探していると、ちょっと気になるものを発見!見た目も気に入ったし、機能も十分。1度購入すればしばらく買い換えることは無いので、少し値段は上がるけど気に入ったのを選びました。
あとで後悔するより気に入ったものを買うほうがいいですよね!

タイル壁へのトイレットペーパーホルダー取り付けをやってみた!

タイル壁の下地には、ベニヤ板とモルタルがあります。これから紹介するやり方は、下地がモルタルの場合のものです。

1.古いトイレットペーパーホルダーをはずす。

トイレットペーパーホルダーを固定しているビス(小ねじ)をプラスドライバーではずします。うちのは2つのビスで止めるようになっていました。

2.取り付け位置を決める

古いトイレットペーパーホルダーの穴がそのまま使える場合はこの作業は必要ありません。
穴の位置が合わなかったり、少し場所をずらして取り付ける場合は位置決めをします。
気を付ける点は次の通りです。

  • 床と平行水平になるように気を付ける
  • 古い穴が隠れるようにする
  • 穴を開ける位置はできるだけタイルとタイルの間(目地)になるようにする
  • 実際に便座に座って使いやすい位置を確認しながら決める

穴を開ける位置をできるだけ目地の部分にする理由は、穴を開ける時タイルが割れる可能性があるからです。今回は目地の部分に合わせると使い勝手がいまいちだったので、目地にとらわれるとこなく位置決めしました。

位置が決まったら養生テープで仮固定するとずれないので後の作業がやりやすいです。ただ、完全に手を離すと落下するおそれがあるので、手は添えておいたほうがいいと思います。

3.穴を開ける位置に印を付ける

位置決めしてタイル壁に押し当てているトイレットペーパーホルダーの穴ごしに、濃い目の鉛筆か水性ペンで印を付ける。印を付けたら仮固定してるトイレットペーパーホルダーをはずす。

印の位置に不安を感じたら、印の間隔が取扱説明書に書かれている通りになっているかメジャーで測って確認する。

作業は、鉛筆だと見づらいかなと思い水性ペンを使用しました。その結果、トイレットペーパーホルダーの穴の周辺にインクが付いて掃除に少し時間を取られました。鉛筆のほうがよかったかもしれません。

4.ポンチでタイルに傷を付ける

タイルの表面はとても滑りやすく、いきなりドリルで穴を開けようとしてもドリル先端が滑って思った位置に穴を開けるのが難しい。

そこで、ポンチという工具を使って穴を開ける位置に一つ傷を付け、ドリルの先端が逃げないようにします。穴を開ける位置にポンチを当て、カナヅチで軽くコンと叩きます。強く叩くとタイルにヒビが入ることがあるので注意しましょう。

5.電動ドリルでタイル壁に穴を開ける

  • 磁器タイル用ドリルを使用する
  • 壁に対して直角にまっすぐ穴をあける
  • アンカーの長さより少し深く穴をあける

上のような事に気をつけながら穴を開けていきます。回転数は遅めのほうがいいようです。タイルが割れることがあると聞いていたので心配していたけど、キレイに穴を開けることができました。

6.タイル壁と穴をきれいに掃除する

トイレットペーパーホルダーのあった場所は、長年掃除できなかった場所だし穴あけの時の粉が付着しています。きれいに拭いておきましょう。新しく開けた穴にも粉がたまっています。エアーダスターで飛ばすか、掃除機で吸い取ります。

7.樹脂製アンカープラグを穴に差し込む

樹脂製アンカープラグを穴に差し込んでいきます。かたくて差し込みにくい場合は、カナヅチで軽く叩いて入れていきます。間違ってタイルの部分を叩かないように気を付けましょう。

8.ビスで止める

トイレットペーパーホルダーをビスで止める。取り付けた後がたつきがないか確認して終了。

取り付け完了

トイレットペーパーホルダー2

気に入った商品を使ったことと作業に失敗がなかったことで、かなり満足の行く仕上がりになりました。これなら長く使っても不満はなさそうです。

「ドリルで穴を開けるなんて怖くてできない」とか思っていたのですが、一度経験してしまうと「こんなものか」っていう感じですね。何だか少しレベルが上って、世界が広がったような気がします。