暖かくなってくると、外に出る機会が増えてきます。
着る服も薄着になり、肌の露出も増えてきます。
そこで気になるのは『日焼け』
日光浴のような少しの日焼けなら、健康にいいとも言われています。
しかし、日光に含まれる紫外線を浴びすぎると、肌がダメージを受けてしまいます。
その結果、シミ・しわ・そばかす・ほくろ等が増えることになります。
そうならないためにも、紫外線対策には十分気を付けたいものです。
そのためには、何月ぐらいから紫外線の量が増えるのかが知りたいですよね。
紫外線が強いのは何月?
紫外線が強い月は5月と言われていたり、7、8月だと言われていたりします。
いったい、どっちが正しいのでしょうか?
紫外線の多い月
太陽の光には、紫外線が含まれています。
その紫外線は、3種類に分類することができます。
紫外線の種類によって、多く降り注ぐ月が違っているのです。
UV-A
4~9月が多く、7月がピークになります。
UV-B
5~9月が多く、7・8月にはかなり多くなります。
紫外線の種類と特徴
UV-A
地上に降り注いでいる紫外線の90%以上がこのUV-Aです。
曇りや雨の日でも関係なく地上に届くので、1年中気を付けなければいけません。
ガラスでは遮断することはできず、通り抜けてきます。
UV-Bよりは人体へのダメージは少ないと言われていますが、じわじわと確実に皮膚を老化させます。
UV-Aの影響として、しわ・たるみ・メラニン色素の生成などがあります。
メラニン色素に関しては、皮膚を紫外線のダメージから守ってくれる働きがあります。
UV-B
地上に届いている紫外線の数%程度がUV-Bです。
雲やガラスを通り抜けることができません。
人体へのダメージはUV-Aよりも大きいので、長時間浴び続けることは避けるべきです。
皮膚表面にかなり強いダメージを与えます。
UV-Bの影響として、しみ・そばかす・日焼けによる火傷・皮膚がん・白内障・角膜炎などがあります。
UV-C
最も人体に影響を与える紫外線です。
ほとんどがオゾン層に吸収されるので、地上には届いていません。
ただ、最近ではオゾン層の破壊がすすんでおり、標高の高い場所で観測されたという話もあります。
将来的には、最も気を付けなければいけない紫外線になるかもしれません。
早い時期からの紫外線対策が大事
思っているよりも早い時期から地上に降り注ぐ紫外線の量は増えていましたね。
紫外線を多く浴びすぎると、肌や目などにダメージを受けるので対策を考えなくてはいけません。
UVカットとしては、日焼け止め化粧品、帽子、サングラス、日傘などがあります。
将来後悔しないために、早めの対策を心がけたいですね。