うちでは、INAX製のウォシュレットを使っています。
先日、そのウォシュレットに違和感を感じました。
何やらランプが点いたり消えたりしているようです。
近寄って見てみると、電源ランプが点滅しています。しかもすごく速いスピードで・・・。
たしか、普段の電源ランプは緑色に点灯したままだったはず。
ひょっとして故障したのかな?という不安がよぎりました。
そこで、取扱説明書で症状を確認してみることにしました。
取扱説明書で確認
取扱説明書を引っ張り出し、目を通す。
まず目にとまったのは、「シャワートイレ」という名称。
INAXではウォシュレットのことをシャワートイレと呼ぶのか・・・と豆知識を得て本題へ。
最後の方のページ、「修理を依頼される前に《故障かなと思ったら》」という部分を読み始める。
するとありました。
電源ランプが点滅している
1.点検時期が来ている
2.温水・便座のいずれかの機能に不具合が生じている
3.止水栓が閉まっている等により、通水状態になっていない
まず3の「通水状態になっていない」についてですが、普通に水が流れて給水もされているのでこれではないようです。
次に1か2の判断ですが、電源スイッチを「切」にしても点滅している場合は故障、消灯する場合は点検時期と書かれています。
実際、電源スイッチを切って確認してみると、消灯しました。また、普段使っていて温水・便座に異常を感じないので「点検時期が来ている」で間違いないようです。
□ 写真ではわかりませんが、電源ランプが点滅しています。 □
対応対策
点検してもらう
INAX(現LIXIL)製のウォシュレットには、定期点検時期を知らせる機能があります。
2001年以降に販売されたINAX製ウォシュレットに付いています。
これは、製品を長く使ってもらうためのバックの仕組み「INAX NEXT プログラム」によるものです。
電源ランプが1秒間に5回という速さで点滅することで点検時期を知らせます。
使用開始から約10年で点滅するようになっています。
点検をしてもらうには、INAXのお問い合わせ先に電話します。
品名・品番・製品番号を聞かれることもあるのでメモしておくといいでしょう。
ウォシュレットのフタの裏にはられているシールで確認できます。
私が調べた時点で、点検時間は約60分、点検代が6,900円。
修理が必要な場合は、別途料金が発生するということです。
点検だけで6,900円に納得できるのであれば、最も安心できる方法だと思います。
ジャンパー線を切る
緑の基盤からピョコッと飛び出しているジャンパー線というのをカットする。
機種によっては複数ジャンパー線があったり、ジャンパー線じゃなく抵抗の線をカットするものもあるようで、カットする線を間違える可能性もありそうです。
もし、この作業が原因で故障したり事故があっても、完全に自己責任となります。
目立たないようにテープをはる
点滅が気にならないようにテープをはる。
放置する
今まで通り点滅を気にせず使う。
うちでの対策
ジャンパー線を切って点滅を止めようかとも思ったのですが、面倒だし間違って壊してしまっても嫌だと思いやめました。とりあえず、電源ランプに養生テープをはりました。これで気になっていた点滅もなくなり一件落着です。
そのうち気が向いたらジャンパー線カットに挑戦するかもしれません。