車のエアコンフィルターは定期的に交換する必要があります。家の車のフィットがそろそろ交換時期になりました。そこでエアコンフィルターを購入して、自分で取り付けてみました。
ついでに、エアコンフィルターについて、気になったことを調べてみました。
車のエアコンフィルターについて
エアコンフィルターの役割
外気導入
助手席側ワイパー近くから取り入れられた車外の空気から、チリやホコリを除去します。
内気循環
グローブボックス奥から吸い込まれた車内の空気から、チリやホコリを除去します。
吹出口から出てくる風は、エアコンフィルターを通ることで、キレイにされて出てきています。
交換の必要性
- 風量減少
- 臭い風が出る
- エアコンが効かない
- ガラスが曇りやすい
交換しないでいると、上のような症状が出ると言われています。目詰まりで機能が低下するだけでなく臭いも発生。安全面・快適性を考えると、交換する必要がありそうです。
ちなみに、掃除をしてもチリやホコリや臭いを取り去って機能を回復させることはできないようです。
交換時期
交換時期は、使用している商品の説明にしたがうようにしましょう。
高機能なものほど、使用期間が短くなっているようです。
ホンダのウェブサイトより
アレルフリー高脱臭タイプ 1年 または 15,000km
ロングライフタイプ 2年 または 24,000km
DENSO クリーンエアフィルター パッケージより
1年 または 10,000km
自分で交換することのメリット
- 安い
- 早い
エアコンフィルターの交換は、ディーラーやカー用品店などで交換してもらえます。その場合、商品代だけでなく工賃も必要なことが多いです。安く交換してくれるところもあるようですが、総額で5千円以上したという話もあります。もし自分で交換できるのであれば、エアコンフィルターの代金だけですみます。
交換してもらうためには、その場所までの往復する時間が必要です。エアコンフィルター購入と同時に取り付けてもらうのであれば、無駄な時間ではありません。しかし、順番待ち作業時間もあります。自分で交換するなら、車種にもよりますが2~3分でできてしまいます。
フィットのエアコンフィルターを自分で交換
エアコンフィルターの購入
エアコンフィルターは、カー用品店やネットなどで購入することができます。注意することは自分の車に合うものを選ぶことです。間違って購入すると取り付けできません。
車検証の型式や初度登録年月などをメモしておき、パッケージの適合車種を確認して選びます。DENSO(デンソー)やBOSCH(ボッシュ)であれば、ウェブサイトにある適合品番検索から品番を調べることもできます。
値段1,912円(2016年9月購入)
今回は DENSO クリーンエアフィルターと交換します。
純正カーエアコンメーカーであり、花粉やPM2.5にも効果があるようです。
交換作業
グローブボックスの上部を外す
グローブボックスを開けるとストッパーで止まるようになっています。ストッパー近くを左右から内側に向かって押し、ボックスを変形させながらさらに下までおろしていきます。
フィルターカバーを外す
グローブボックス奥の写真です。フィルターカバーは左右のフックで止まっています。フックを内側に押してロックを外し、フィルターカバーを手前に引き抜きます。
エアコンフィルターの取り出し
カバーを外した奥にはエアコンフィルターが見えています。手前に引いて取り外します。
外したエアコンフィルターを見てみると、全体的に黒く汚れていて、鳥の羽、虫、枯れ葉などでが付いていました。これだけのものをブロックしてくれていたんだという驚きと、ここを通った空気を吸っていたんだと思うと、もっと早く交換するべきだと感じました。
エアコンフィルターの取り付け
エアコンフィルターには上下の向きが決まっています。間違えないよう取り付けます。
この商品の場合、上の写真のように「AIR FLOW ↓」の文字が逆さにならないようにします。
元に戻す
フィルターカバーとグローブボックスを元に戻します。
エアコンフィルターを交換しての感想など
エアコンフィルターの交換は、いつも自分でしていることもあり、難しいことは何もありませんでした。(初めての人でも多分迷うことはないと思いますが…。)
交換は2~3分で終わり かかったお金は1,912円。
吹出口からは、いつもより気持ちのいい空気が出てきているような気がします。