ツールを使えばボールベアリングのメンテナンスが簡単になる

ベアリングリフレッシュセット1

ボールベアリングのメンテナンスは、スムーズな回転を維持するうえで必要なことです。
海釣りに使用するリールにおいては、海水の侵入もあるので、メンテナンスをするかしないかで、寿命が大きく違ってきます。

前回の記事では、シールド形ボールベアリングの洗浄とグリスアップの方法を紹介しました。

内部までピカピカで回転もスムーズになり、メンテナンス後の出来に満足です。
しかし、シールドの取り外し取り付けは面倒だし時間もかかります。

かと言って、シールドを付けたままの洗浄では、中のグリスや汚れなどを落とし切ることは難しいと思います。グリスを入れるのも大変でしょう。

もっと簡単にボールベアリングのメンテナンスできないかなぁ。
そんな悩みに応えてくれるツールを紹介します。

ABC HOBBY ベアリングリフレッシュセット

ベアリングリフレッシュセット2

シールドを付けたまま、内部の洗浄とグリスアップができる便利なツールです。

対応ベアリング

少し前に売られていたものと最近のものとで内容が少し違っているようです。
購入する場合、注意が必要です。

最近売られているもの

ミニチュアベアリングのうち次のサイズに対応しています。

内径:2・3・4・5・6・7・8・10(mm)
外径:5・6・7・8・9・10・11・12・13・14・15・16(mm)

内径7mmで使用する場合、同梱している「P3 Oリング」を使って対応します。

少し前に売られていたもの

「P3 Oリング」が同梱されていないため、内径7mmには対応していません。

スペア部品の「ベアリングリフレッシ用 Oリングセット」か、ホームセンターなどで「P3 Oリング」を購入すれば、対応できそうです。

リールのボールベアリングには、内径7mmのものが結構使われています。
最初から内径7mmに対応している新しいものを購入しましょう。

カラー

レッド、ブルー、ブラックの産種類があります。

5つのパーツで構成されている

ベアリングリフレッシュセット3

洗浄作業 …1~3のパーツを使用。
グリス圧入作業 …1~5全てのパーツを使用。

ベアリングリフレッシュセットの使い方

必要なもの

○ パーツクリーナー
ノズルの外径が4mm、逆さ噴射が可能、石油系製品であるもの(アルコール系は使用不可)

○ トレイ
使ったパーツクリーナーやグリスは下に落ちるため、受け皿が必要

○ グリス
使いたいグリス

作業手順

使ったパーツクリーナーやグリスが下に落ちるため、作業は必ずトレイの中でおこなうこと。

洗浄作業

ボールベアリングをセットする
ベアリングリフレッシュセット4

パーツ1の上にパーツ2を置き、ボールベアリングをセットする。パーツ2はボールベアリングのサイズに合うほうを上にして置く。

内径7mmのボールベアリングをセットする時は、パーツ2の4mm用の場所に「P3 Oリング」を入れて使用する。

パーツクリーナーを噴射する
ベアリングリフレッシュセット5

上にパーツ3をかぶせ、穴にパーツクリーナーのノズルを差し込み、数秒間押し下げる。念の為、ボールベアリングをひっくり返してセットし、同じように洗浄する。

グリス圧入作業

ボールベアリングをセットする

洗浄作業の時と同じように、ボールベアリングをセットする。

グリスを入れる
ベアリングリフレッシュセット6

パーツ3の上にパーツ4を差し込み、中にグリスを入れ、パーツ5で上から押し込む。

ベアリングリフレッシュセット7

作業の終わったボールベアリングがこれ。付着した余分なグリスをふき取って使用する。

メリットとデメリット

メリット

キレイに洗浄できる

シールドを付けたままで、パーツクリーナーの浸け置き洗浄をしたものより、回転が良いと感じる。パーツクリーナーの圧力により、グリスやゴミがキレイに洗い出されているのだろう。

作業が早く終わる

シールドを外しての作業と比べると、圧倒的に早いです。

デメリット

パーツクリーナーとグリスの消費が多くなる

作業内容上どうしても消費量が多くなってしまいまう。グリスは下に出てきたものを再利用することで、少しは無駄をなくせる。

グリスがフル充填になる

入れるグリスの量の調節ができないため、フル充填になる。

総評

デメリットもありますが、圧倒的に使うメリットのほうが大きいと感じます。このツールを使っている人が多いことから、他の人も同じように感じているのかもしれません。

趣味に使える時間は限られています。個人的に避けたいのは、面倒くさくてやらないことです。ベアリングリフレッシュセットは、本当に買ってよかったと思っています。

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