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車のタイヤの空気圧 定期的にチェックして性能発揮!

車のタイヤ

車のタイヤの空気圧、気にしたことはありますか?
車検の時に、勝手にチェックして調整してもらっている人がほとんどではないでしょうか。

車のタイヤには、適正な空気圧があります。
一度、適正な空気圧に調整していても、自然に漏れていたり、気温などでも変化します。

タイヤは車の部品の中で、特に重要なものです。
唯一、地面に接している部分であり、「走る・曲がる・止まる」という全ての動作に関わっているからです。

安全のため、タイヤの性能を十分発揮させるため、定期的な空気圧チェックが重要なのです。

タイヤの空気圧が変化する原因!

【 気温 】
日本は春夏秋冬と、季節によって気温の変化があります。
また、天気によっても気温が変わってきます。
タイヤの中の空気は、気温の変化によって、
・ 温められると体積は増え、タイヤの空気圧は高くなります。
・ 冷やされると体積は減り、タイヤの空気圧は低くなります。

【 自然に空気が抜ける 】
パンクしていなくても、自然空気漏れが起こります。
中の空気がタイヤのゴムを通り抜けていく現象で、防ぐことはできません。
しばった風船が、翌日にはしぼんでしまうのと同じことが起きるのです。
月に数%ずつもれると言われています。

【 走行による温度上昇 】
しばらく車を走らせると、タイヤは摩擦で温められます。
当然、中の空気も温められ、空気圧は高くなります。

【 気圧 】
標高などによる気圧の変化でも変わってきます。
・ 標高が高いと気圧は低くなり、タイヤの空気圧は高くなります。
・ 標高が低いと気圧は高くなり、タイヤの空気圧は低くなります。

タイヤの空気圧による影響

■ 空気圧が高い場合

  • タイヤと路面の接地面積が小さくなり、ブレーキの制動距離が伸びてしまいます。
  • タイヤの中央部分だけがすり減り、寿命が短くなります。
  • 乗り心地が、硬くゴツゴツ振動して悪くなります。

■ 空気圧が低い場合

  • 燃費が悪くなります。
  • 縁石に乗り上げた時や、釘を踏んだ時などにダメージを受けやすくなります。
  • タイヤの変形・異常発熱により、最悪バースト(破裂)してしまいます。とても危険です!
  • タイヤの端の部分だけすり減り、寿命が短くなります。

空気圧の低い状態は、かなり危険です。気付いたらすぐに空気を入れましょう。
燃費を良くするために空気圧を高めにしている人がいます。
指定空気圧以上に高くしても、燃費の向上は微々たるものです。
そんな少しの得のために、安全性を犠牲にしたり、タイヤの偏摩耗を引き起こすのは得策ではありませんよね。

タイヤの空気圧の調べ方・空気の入れ方

空気圧を確認する頻度は?

JATMA(一般社団法人 日本自動車タイヤ協会)などでは、月に一度の空気圧点検が推奨されています。

空気圧の適正値は?

車ごとに決まった指定空気圧があります。
指定空気圧にすることで、タイヤはトータルで最高の性能を発揮してくれます。
日本車の場合、運転席のドアを開けると、指定空気圧の書かれたステッカーが貼られています。
そこに書かれている空気圧に合わせるようにしましょう。

インチアップなどして、標準のサイズでないタイヤの場合は、適正空気圧は変わってきます。
タイヤの購入先で確認しておきましょう。

タイヤの空気圧を調べる

エアゲージがあれば、いつでも自分でタイヤの空気圧を調べることができます。
カー用品店で購入することができます。
空気を抜く必要がある場合は、エアゲージを使って抜くことができます。

【 選び方 】
自分の車の指定空気圧で使われているのと同じ単位のを選ぶ。
差し込み部分がホースになっているほうが使いやすい。
空気を抜く機能があるものが便利

タイヤに空気を入れてもらう

・ ガソリンスタンド
給油や洗車のついでであれば無料のことが多いようです。
一番頼みやすいと思います。

・ ディーラー
無料で入れてくれる場合が多いようですが、オイル交換の時などついでの時にしておきましょう。

・ カー用品店
タイヤを購入してくれた人には、無料で入れてくれるサービスを用意している店もあるようです。

自分で空気を入れる

・ セルフのガソリンスタンド
空気を入れるのは無料の場合がほとんどです。
置いてある空気入れの種類によって、操作が違ってきます。
最初は使い方が分からない人が多いでしょう。
そんな場合は、店員さんに聞きましょう。使い方を教えてくれます。

・ 自宅で空気を入れる
コンプレッサーを購入すれば、自宅でタイヤに空気を入れることができます。
ただ、少し高いのと、空気を入れる時の音が大きいのが難点です。

まとめ

セルフのガソリンスタンドであれば、特に気を使うこと無く空気入れを使うことができます。
月に1回、ガソリンを入れるついでに空気圧のチェックを習慣にしておきましょう。
普段からタイヤの空気圧を管理しておけば、安全に経済的に車を走らせることができます。